第23回 地下空間シンポジウム「安全・安心な社会の形成に向けて~都市機能の向上を目指した地下空間ネットワークの形成~」
「地下空間研究委員会」では、健全で豊かなゆとりのある地下空間を現実のものとするために、土木工学のみならず、都市計画、建築、法律、医学、心理学、福祉、さらには芸術、経済学の分野までをも包含・総合化した“地下空間学”の確立を目指した研究活動を続けており、年間活動の集約の場として毎年シンポジウムを開催しています。
このシンポジウムでは、『地下空間利用』という観点から、これに関する計画、建設、防災、維持管理、環境、心理、空間デザイン、普及など、幅広い問題にわたり意見・情報交換を行い、建設的で充実した議論を行いたいと考えております。
今回は、「安全・安心な社会の形成に向けて~都市機能の向上を目指した地下空間ネットワークの形成~」をテーマとして取り上げております。都市間競争の激化,人々の価値観の変化,ICT等の情報活用の進化など、都市を取り巻く環境が大きく変化する昨今,各都市では地上空間の高度利用も進み、地下空間も含めた活用がますます重要となってきています。都市間の交通ネットワークやエリア内の施設間ネットワークなど,地下空間を活用したインフラ整備や民間開発が随所で進められていますが、地下空間ネットワークの形成を図るうえで、どのような効果や課題があるのか。都市機能向上に向けて今後更なる活用が期待される地下空間の再編を進める上で、ハード・ソフトの両面から計画のあり方等について皆様とともに議論を深めてまいります。会員・非会員を問わず、多数の方々のご参加をお待ちしております。
- 日程
- 2018年1月24日(水)9時20分〜17時(開場9時)
- プログラム
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午前の部
3階会議室
3会場にて論文発表午後の部
1階 井深大記念ホール
・講演論文表彰
・基調講演 廣瀬隆正(国土交通省 大臣官房技術審議官(都市局担当))
「都市再生と地下空間利用」
・パネルディスカッション
パネリスト:
渡邊浩司(国土交通省 街路交通施設課長)
金山洋一(鉄道建設・運輸施設整備支援機構 技術企画部長)
高森義憲(札幌市 まちづくり政策局 都心まちづくり推進室長)
金井聡(森ビル株式会社 都市開発本部 計画企画部都市計画2部部長)
コーディネータ:大沢昌玄(日本大学理工学部土木工学科 教授)ポスターセッション
9:00~11:30 3階 ロビー
12:30~15:00 1階 ロビー
(敬称略) - 料金
- 一般9,000円、学生3,000円
- 定員
- 300名(先着申込順)
- 主催
- 公益社団法人土木学会 地下空間研究委員会
- 後援
- 国土交通省、一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本都市計画学会、公益社団法人地盤工学会、一般社団法人資源・素材学会、一般社団法人日本応用地質学会、一般財団法人エンジニアリング協会、都市地下空間活用研究会、一般社団法人岩の力学連合会、全国地下街連合会
- 会場
- 早稲田大学 国際会議場(新宿区西早稲田1-20-14)