第83回 空間研究小委員会研究会 人口減少時代の都市空間論
2018年01月26日(金)
都市計画は従来、国や自治体によるトップダウン型の手法を採ることでわが国の発展を支えてきたが、人口減少・少子化・高齢化社会に突入した現在、ボトムアップ型のまちづくりが盛んに議論され始めている。
人が生活する都市空間においてインフラストラクチャは必須要素であるため、ボトムアップのみでまちづくりを行うには困難を伴うが、ここ30年においてもコンパクトシティ・スマートシティといった人口減少時代の新しい都市計画の概念が提唱され、実空間都市においても実行され始めている。国に頼らない自治体独自のまちづくりによって都市を集約することは可能であるのかを都市空間的視点から議論したい。
本シンポジウムは、コンパクトシティ・スマートシティに関連する研究者・実務者を招き、今後の都市計画・まちづくりにおける新しい手法や施策、最先端の試みについて講演し、討議を通じて都市空間やその構造の変革の可能性について探求することを目的とする。
- 日程
- 2018年1月26日(金)13時30分~17時
- プログラム(予定)
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はじめに:鈴木弘樹(主査:千葉大学)
主旨説明:宗政由桐(東京電機大学)
話題提供
1.都市のたたみ方 饗庭伸(首都大学東京)
2.都市形成の数理解析 本間裕大(東京大学)
3.専門家・地域・行政の関係の再構築による都市空間ガバナンスの可能性 三牧浩也(UDCK|柏の葉アーバンデザインセンター)
4.コンパクトシティのオルタナティブ 大野秀敏(東京大学名誉教授)
質疑・討論
まとめ:佐藤将之(早稲田大学)
司会:宗政由桐(前掲)
(敬称略) - 料金
- 一般2,000円、学生500円(資料代含む・当日会場払い)
- 定員
- 200名(申し込み先着順)
- 申し込みページ
- http://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=612771
- 主催
- 日本建築学会 建築計画委員会 計画基礎運営委員会 空間研究小委員会