シンポジウム「景観計画につながる色彩研究とは」
2017年12月01日(金)
景観計画における色彩研究を実際の色彩設計にどのように結びつけるか、光と色の視点から現状と今後の展開を考えるシンポジウムである。まず,景観色彩計画の現場から、市民と色を選ぶプロセスや,地域の色をベースにした色彩計画,色彩教育的な活動,自治体の整備指針の動向などを紹介する。続いて研究者の立場から,色彩と関連する質感の効果を紹介するとともに,輝度・色度を用いて色を分布の中で捉える手法を解説し、パースとして見た景観を色光を含めた手法で計画する可能性を探る。さらに,色彩決定のプロセスに関与し得る環境心理的知見を紹介し、今後の景観色彩計画に資する研究のあり方についてフロアを交えた議論を行う。
- 日程
- 2017年12月1日(金)14時~16時55分
- 出演
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趣旨説明 原直也(関西大学)
講演「景観色彩計画の現場から〜その現状と課題〜」杉山朗子(日本カラーデザイン研究所)
講演「質感豊かな景観を考える」北村薫子(武庫川女子大学)
講演「景観の中で色を考える」中村芳樹(東京工業大学)
講演「色から街を考える」槙究(実践女子大学)
質疑応答&討論 原直也(前掲)
閉会挨拶 原直也(前掲)
司会進行:神農悠聖(大手前大学)
(敬称略) - 料金
- 一般2,500円,学生500円(資料代含む,当日会場でお支払いください)
- 定員
- 50名(申し込み先着順)
- 申し込みページ
- https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=610505
- 主催
- 日本建築学会 環境工学委員会 光環境運営委員会 建築の質感・色彩評価小委員会、視環境設計小委員会