石川直樹 × 石戸諭 × 東辻賢治郎「歩くことで見えてくるもの」
『ウォークス 歩くことの精神史』(左右社)刊行記念トークイベント
2017年11月22日(水)
ふと名案が浮かんだり、動揺していた気持ちが落ち着いたり。歩くことが私たちの気持ちのあり方に深く関わっているのは、誰しもが納得できることでしょう。この夏翻訳刊行されたレベッカ・ソルニット『ウォークス 歩くことの精神史』は人類学、宗教、文学、芸術、レジャー、都市論など、広大なジャンルをフィールドに、〈歩くこと〉と思考と文化の結びつきを描き出します。
このたびお招きするのは、エベレストをはじめとする世界中の高峰から、国東半島や新潟、知床半島などの日本の土地まで、あらゆる場所を旅しながら作品を発表し続ける写真家・石川直樹さん。そして東北からチェルノブイリへーー土地土地を歩き「2011年3月11日」からを生きる人びとの物語を描いたノンフィクション『リスクと生きる、死者と生きる』を刊行したジャーナリストの石戸諭さん。歩くことでどんな風景が広がってゆくのか。さまざまな土地を旅し、歩いてきたお二人とともに、〈歩くこと〉が作品や取材にどのように結びついているか、大部な本書をどのように読んだのか、翻訳者の東辻賢治郎さんを交えて自由に語り合っていただきます。
- 日程
- 2017年11月22日(水)19時~20時30分(開場18時30分)
- 出演
- 石川直樹(写真家)
石戸諭(ジャーナリスト)
東辻賢治郎(翻訳家、建築・都市史研究)
(敬称略) - 料金
- 1,350円
- 定員
- 110名