「シェル・空間構造」セミナー2017
若者の為の新国立競技場 国際デザインコンペ~入選作品と注目作品~
2017年11月08日(水)
新国立競技場のコンペはJSC主催で2度も行われましたが、2回とも限られた設計者しか参加できない参加条件の厳しいものでした。しかし、新国立競技場の真の出資者・利用者は次世代を担う若者です。若者の意見を聞くことなく旧競技場が撤去され、コンペが2度も行われた状況は、まさに旧態依然とした社会から抜け出すことのできない今の日本を象徴するような出来事であったともいえます。では、若者はどのような新国立競技場を求めていたのでしょうか。
IASS2016(国際空間構造学会2016年大会)組織委員会では、実施設計コンペとは全く独立に、21世紀の空間構造の設計者となる若者から、新国立競技場のための新しい空間構造のアイディアを募るデザイン競技を開催しました(2016年5月15日締切,応募資格は40歳未満)。その結果、世界中から50件以上の提案が集まり,その中から5件のアイディアを優秀作品として選び、表彰しました。本セミナーではこれらの入選作品と特長のある注目作品を紹介し、5名のパネリストと共に21世紀の空間構造とワールドイベント建築について様々な意見を掘り下げていきます。
- 日程
- 2017年11月8日(水)13時〜17時
- プログラム・出演
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司会:本間裕大(東京大学)
挨拶:竹内徹(東京工業大学)
1.入選作品紹介 提案者のプレゼンテーション及びビデオプレゼンテーション
2.注目作品紹介 提案者のプレゼンテーション及び選者の評
3.パネルディスカッション「21世紀の空間構造とワールドイベントの建築」
モデレータ:川口健一(東京大学)
パネリスト:
成瀬有梨(成瀬・猪熊建築設計事務所)
渡邉竜一(ネイ&パートナーズジャパン)
竹中司(AnSStudio)
松岡舞(Arup)
(敬称略) - 料金
- 一般4,000円、学生2,000円
- 定員
- 150名
- 申し込みページ
- https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=610176
- 主催
- 日本建築学会 シェル・空間構造運営委員会