新型コロナウイルス感染拡大にともない、掲載時からイベント内容が変更となっている場合がございます。

シンポジウム「木造旅館の未来を考える—歴史的価値を有する大規模木造宿泊施設の安全性能を如何に確保するか」

2017年12月19日(火)

『歴史的価値を有する大規模木造宿泊施設の安全性能確保特別調査委員会』の前身委員会である『歴史的大規模木造宿泊施設の安全性能確保特別研究委員会』は、「歴史的な価値を持つ大規模な木造の宿泊施設について、耐震や防火の対策を中心にどのように安全性能を確保していけばよいのかを、技術と法制度の面から分野横断的に調査研究する」ことをテーマに、2015年4月から2017年3月まで活動し、230頁からなる報告書(※)を作成した。本シンポジウムでは、その成果などを報告するとともに、2018年度末刊行予定の書籍『歴史的大規模木造宿泊施設の安全性能確保の考え方・同解説』(仮題)の概略案を提示し、関係の皆様のご意見を伺い、今後の活動や前述書籍作成の参考にしたい。

(※)『特別研究57歴史的価値を持つ大規模な木造宿泊施設の耐震的・防火的安全性を確保するための技術的・法的側面からの調査研究』(2017年3月)定価:1,900円

日程
2017年12月19日(火)13時30分~18時
内容
司会:上北恭史(筑波大学)・藤田香織(東京大学)
記録:濱定史(山形大学)
1.主旨説明 新宮清志(本委員会委員長、日本大学名誉教授)
2.講演
(1)耐震安全性能 花里利一(耐震安全性能小委員会主査、本委員会幹事、三重大学)
(2)防火 森山修治(防火小委員会主査、本委員会幹事、日本大学)
(3)法制度 後藤治(法制度検討小委員会主査、本委員会幹事、工学院大学)
(4)計画 鯵坂徹(計画検討小委員会主査、本委員会幹事、鹿児島大学)
(5)富士屋ホテル調査
a.学会側からの報告八木真爾(佐藤総合計画)
b.ホテル側からの報告大石泰生(富士屋ホテル)

3.書籍『歴史的大規模木造宿泊施設の安全性能確保の考え方・同解説』(仮題)概要案説明 新宮清志(前掲)
4.総合討論 進行役 上北泰史(前掲)
5.まとめと今後の展開 長谷見雄二(本委員会幹事、早稲田大学)
(敬称略)

料金
一般4,000円、学生1,000円(資料代1,000円含む・当日現金払い)
定員
150名(申し込み先着順)
申し込みページ
https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=612677
主催
日本建築学会 歴史的価値を有する大規模木造宿泊施設の安全性能確保特別調査委員会
会場
建築会館ホール
(東京都港区芝5-26-20)
  • JR山手線・京浜東北線田町駅(三田口)より徒歩3分
  • 都営地下鉄浅草線・三田線三田駅(A3出口)より徒歩3分
会場の場所をGoogleマップで開く
スポンサーリンク