第4回低炭素社会推進会議シンポジウム「低炭素社会の実現に向けてストックをどう考えるべきか」
低炭素推進会議が発足してから4年が経過する。まず、これまで本会議がどのような活動をしてきたのかについて概観し、今後の都市・建築分野における役割を再認識する。次に、会議の中に設けたタスクフォースの活動に関連して、ストック社会の在り方について議論する。そして既に様々な形でストックの問題に取り組んでいるゲストをお招きし、その活動や事例を学ぶとともに、都市・建築分野における課題と本会議が果たすべき役割について議論し、低炭素化のための更なる活動への一助とする。
- 日程
- 2017年12月7日(木)13時~17時30分
- 出演
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司会:寺尾信子(寺尾三上建築事務所)・横尾昇剛(宇都宮大学)
はじめに:低炭素社会推進会議の主旨と4年間の活動 吉野博(東北大学)1部 低炭素社会推進会議の活動報告
1)低炭素推進会議の参加団体からの報告
2)各タスクフォースの活動報告
①都市エネルギー計画検討タスクフォース:小澤一郎(都市づくりパブリックデザインセンター)
②環境カルテ検討タスクフォース:岩本靜男(神奈川大学)
③総合改修検討タスクフォース:高井啓明(竹中工務店)
④震災復興検討タスクフォース:糸長浩司(日本大学)2部
挨拶:ストック社会に向けた住宅・建築行政における取組 伊藤明子(国土交通省住宅局長)
基調講演:「つくる」から「つかう」へ——ストック時代を先導する利用の構想力—— 松村秀一(東京大学)3部 パネルディスカッション:低炭素化を進めるストック社会をどうつくるか
モデレーター:中村勉(日本建築士会連合会/ものつくり大学)
1)名古屋市の低炭素モデル地区における建物の更新と公共空間の再整備 村山顕人(東京大学)
2)良質な住宅ストック維持・向上促進事業の事例 末次一也(UDCMi事務局長)
3)街づくりのなかのストック仕組づくりユーカリが丘 林新二郎(山万専務取締役)
4)団地における若者参加の再生事例・海岸団地 服部岑生(千葉再生グループ/千葉大学)
5)住宅・建築のストック化への取組み-北海道 鈴木大隆(北方建築研究所)
6)非住宅系ストック改修事例 高井啓明(日建連/竹中工務店)おわりに:村上公哉(芝浦工業大学)
(敬称略)
- 料金
- 一般3,000円、学生1,000円(資料代含む・当日会場払い)
- 定員
- 200名(申込み先着順)
- 申し込みページ
- https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=612072
- 主催
- 低炭素社会推進会議