立命館大学スタジオデザインプログラム
DESIGN TALK SESSION 2017
第2回「建築と土木の間」武井誠(TNA)
2017年11月18日(土)
年間テーマ「Stimulation / Reaction – 都市インフラを場所化する」
都市を支えるシステムとして人々の日常を背後から支えている都市インフラ。しかし現在、そのような都市インフラを、人々が憩う場所として生まれ変わらせようという試みが世界中でおこなわれている。本レクチャーシリーズでは、そのような都市インフラへと介入する建築家やランドスケープデザイナーたちの実践を、一方向の開発行為ではなく、都市全体にくまなく張り巡らされた都市インフラ ー そこには物理的なものだけでなく、無意識を形成する歴史や文化も含めることができるかもしれない ー への「刺激と反応の連鎖」として捉え直したい。彼らが、どのようにインフラを刺激し、好ましい反応を引き出そうとしてきたのか、そして反応は次の反応を促す刺激になることで、そこに動的な循環が生まれる。この連鎖が継続的に引き起こされている状況こそ都市の活性化だということはできないだろうか。「刺激と反応の連鎖」の場として都市を見ること。それは、都市をより生体的な存在として理解することにつながっていくに違いない。
- 日程
- 2017年11月18日(土)17時〜18時30分
- 出演
- 武井誠(TNA)
(敬称略) - 料金
- 無料(事前申し込み不要)
- 今後のスケジュール
-
第3回「発酵するインフラ」
日時:2017年12月9日(土)17時〜18時30分
出演:崎谷浩一郎(株式会社EAU)第4回「対話という建築の文化 — スイス建築の今とこれから」
日時:2018年1月13日(土)17時〜18時30分
出演:細谷浩美(ホソヤ・シェーファー・アーキテクツ代表) - 主催
- 立命館大学大学院理工学研究科建築都市デザインコース スタジオデザインプログラム
- 企画
- 川勝真一(RAD、立命館SDP Open Lecture コーディネーター)
- 問い合わせ
- sdp.raud@hmail.com
- 会場
- アーバンデザインセンターびわこ・くさつ(UDCBK)(草津市野路1丁目13番36号 西友南草津店1階)
京都駅からJRで約20分、南草津駅すぐ