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第1回 JIA神奈川 建築フォーラム 都市木造が暮らしとまちを変える

2017年10月27日(金)〜2017年10月29日(日)

近年、建築材料としての「木」の耐震・防耐火の技術が整い、2000年の建築基準法の改正により、耐火性が求められる都心部や大規模な公共建築でも「木」を使って 建築をつくれるようになりました。昨今、コンクリートや鉄の建物で構成された街並みの中に、少しずつ「木質・木造建築」が建ちはじめています。そこで、この分野で活躍する「NPO法人 team Timberize(チーム ・ ティンバライズ) 」を交え 、産・官・学および広く市民の方に参加いただき、「都市木造」の実例や技術・素材の紹介、横浜における「都市木造」の可能性についての展示、並びに連続シンポジウムを行いたいと思います。また、2018年2月に開催を予定している「かながわ建築祭」では、このイベントを発展させ、横浜市内の敷地やエリアを想定した「都市木造」の建築とまち並みの未来像を皆様と描きたいと思います。

日程
2017年10月27日(金)、28日(土)、29日(日)
出演
シンポジウム 1 「都市木造」の実例紹介
日時:10月27日(金)18:30~20:30
会場:みなとみらい線 馬車道駅コンコース(B1F:エスカレーター横)
パネリスト:
内海 彩(NPO法人 team Timberize 理事/(株)内海彩建築設計事務所)
八木敦司(NPO法人 team Timberize 理事/(株)スタジオ・クハラ・ヤギ)
興津秀憲((株)フレーバーライフ社 代表取締役)
鎌田尚((株)フレーバーライフ社 執行役)
司会:飯田善彦(JIA神奈川代表/(株)飯田善彦建築工房一級建築士事務所)
果敢に都市木造に挑戦するチーム・ティンバライズの建築家が手がけた2つの建築紹介に加え、施主にも参加いただき、実現に至る過程での課題やその解決方法、そもそも何故まだハードルが高い都市木造を発注したのか?などなど、今後の建築に活かすために実践者の経験をお聞きします。


シンポジウム 2 「都市木造」の技術
日時:10月28日(土)15:00~17:30
会場:みなとみらい線 馬車道駅コンコース(B1F:エスカレーター横)
パネリスト :
鈴木信弘(JIA 神奈川/(有)鈴木アトリエ)
中村高淑(JIA 神奈川/(株)中村高淑建築設計事務所)
(株)エヌ・シー・エヌ
(株)キーテック
(株)シェルター
(株)スクリムテックジャパン
(株)ストローグ
(株)竹中工務店
ナイス(株)
銘建工業(株)
司会:田井幹夫(JIA神奈川/(有)アーキテクトカフェ・田井幹夫建築設計事務所)
横浜における都市木造の具体的な実践例を紹介しながら、建築家・施工者・メーカーそれぞれの立場で都市木造の技術的な解説を行います。さらに将来に向けての都市木造の展望や可能性、課題についてパネルディスカッションを通じて探りたいと思います。


シンポジウム 3 横浜における「都市木造」の可能性
日時:10月29日(日)15:00~17:00
会場:みなとみらい線 馬車道駅コンコース(B1F:エスカレーター横 )
パネリスト:
腰原幹雄(NPO法人 team Timberize 理事長/東京大学生産技術研究所)
永井壯茂(林野庁 国有林野部 業務課治山班 課長 補佐)
鵜澤聡明(横浜市 建築局 公共建築部 営繕企画課長)
杉本洋文(JIA 神奈川/東海大学/(株)計画・環境建築)
司会:柳澤 潤(JIA神奈川副代表/関東学院大学/(株)コンテンポラリーズ)
横浜における都市木造の可能性を多角的に語り合うシンポジウム。都市木造を先駆的に実践する構造家・建築家、さらに林野庁、横浜市建築局か ら計4名をパネラーに迎え、都市木造の現在の位置とこれからのイメージを具体的にかつ様々な角度から捉えてみたいと思います。


その他のイベントは詳細ページをご参照ください。
(敬称略)

主催
(公社)日本建築家協会 関東甲信越支部 神奈川地域会(JIA神奈川)
共催
NPO法人 team Timberize 、横浜市建築局
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