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西秋良宏「レンガ建築はどのようにして出現したのか 建築にみる1万年前の社会転換」 
建築博物教室 第14回 泥壁のアーキテクチャ

2017年10月21日(土)

「アーキテクチャ」をテーマにさまざまな分野の研究者が講演を行い、関連した標本を「アーキテクトニカ・コレクション」として展示していくシリーズイベントです。

現代シリア農村の家屋建築風景 今日一般的な四角いレンガ作りの建物は約1万年前、西アジアの新石器時代文化にルーツをもっています。当時発展しつつあった世界最古の食料生産経済、すなわち農耕牧畜の浸透は人々の社会を大きく変化させました。その変化が建築にもおよんだのです。半地下式から地上式へ、柱立ちからレンガ作りへ、円形から方形へ。 1万年前におきた建築の変遷は、 当時の社会や人々の生き方の転換を直裁的に反映しています。当時の建築がいかに社会の構成原理と結びついたものであったのかを考古学的に探ります。

日程
2017年10月21日(土)13時30分〜15時
出演
西秋良宏(総合研究博物館教授/先史考古学)
(敬称略)
料金
無料
定員
50名(事前申込不要)
会場
東京大学総合研究博物館 小石川分館
(東京都文京区白山3-7-1)
地下鉄丸の内線「茗荷谷」駅より徒歩8分
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