特別対談「田根 剛 × 横内敏人」JIA京都建築家展2017 世界から京都へ。京都から世界へ。
2017年11月25日(土)
JIA京都地域会では、これまでに3回の「建築家展」 を行ってきました。今回のテーマは「世界から京都へ。 京都から世界へ。」世界からの多くの観光者が訪れ、空前の宿泊施設の建築ラッシュが続きます。まちのサインには複数言語の併記、 交通機関での音声案内もされ、まちの様相が急速に変化 していくのを実感しています。 様相の変化は京都にとって良いこともありますが、一方失われて行くものもあります。我々は建築設計を通して、 京のまちのあり方をいま一度見直しつつ、建築家展を通じて世界に向けて我々ができることを考える契機としたいと思います。
2020年には東京オリンピックが開催され、更に世界の人たちと接点が増えます。その前に、京都をもっと知って頂きたいと思います。私たち京都の建築を通して、京都の歴史や風景や文化を世界の人達に伝えるきっかけになることを願った展覧会です。
この建築家展の特別イベントとして、2006年に国際コンペで優勝し、10年の歳月をかけて完成させた「エストニア国立博物館」をはじめ、世界各国でプロジェクトを手掛ける田根剛さんを迎えて、トークイベントを開きます。 またJIA京都地域会からは学生時代を海外で過ごした横内敏人さんにご登壇いただき、世界で学ばれた経験を元に、京都で、そして日本で建築をつくること、日本の DNAをもった建築をつくることの意味をお話いただきま す。
イベントの後半はお二人の対談として、現代において世界と日本を横断しながら、建築を考えることの意義、 また建築と都市、建築と他分野を横断しながら作品をつくっていくことの楽しさや苦労などをお聞きしたいと思 います。
- 日程
- 2017年11月25日(土)14時30分〜16時40分
- 料金
- 500円
- 定員
- 120名(要申し込み)
- 主催
- 公益社団法人 日本建築家協会近畿支部京都地域会
- 会場
- 京染会館(京都市中京区四条通西洞院西北角)