第11回鋼構造シンポジウム「部材の塑性変形能力を考慮した鋼構造骨組の耐震設計法
—鋼構造塑性設計指針を通して—」
	
	
	
	
  
  
  
2017年11月25日(土)  
	
  
  
現行の耐震設計では、大地震時(二次設計時)に部材に生じる塑性変形を精査する手法は盛り込まれておらず、建物の保有水平耐力(崩壊荷重)が部材ランクに応じた必要保有水平耐力を上まわることを確認することで設計が完了する枠組になっている。
本年2月に日本建築学会から刊行された「鋼構造塑性設計指針(第3版)」では、部材が保有する塑性変形能力と地震時に部材に要求される塑性変形能力を比較することで、建物の耐震安全性を確認する手法を提示しており、設計者が陽に部材の損傷を把握することができるようになった。
本シンポジウムは鋼構造塑性設計指針の内容をわかりやすく紹介することにより、安全・安心な建物の構造設計の普及に一翼を担おうとするものである。建築構造に関わる技術者、ならびに大学生・大学院生の積極的な参加を期待する。
- 日程
 - 2017年11月25日(土)15時〜16時30分
 - 出演
 - 聲高裕治
(敬称略) - 料金
 - 無料
 - 定員
 - 80名
 - 主催
 - 日本建築学会中国支部
 - 共催
 - 日本建築構造技術者協会中国支部、協同組合広島県鉄構工業会
 - 会場
 - 広島工業大学広島校舎(広島市中区中島町5-7)