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中谷礼仁 × 藤岡換太郎 建築・都市・景観トークセッション「大地をめぐる住まいと風景」

2017年09月23日(土)

この度9/23土曜、河原町三条のMEDIA SHOPギャラリーにて、RAD主催のトークイベント「大地をめぐる住まいと風景」を開催します。

2011年東日本大震災、2016年熊本大地震、2017年九州北部豪雨など、近年ますます、暮らしの基盤である大地を強く意識する時代を迎えています。一方、6,852もの群島から成る日本列島は、国土面積の2/3が森林に覆われ、四季を通して多くの自然資源に恵まれており、その恩恵に預かりながら、多様な営みが豊かな風景を培ってきました。

2017年、3月に建築史家で歴史工学家の中谷礼仁氏による『動く大地、住まいのかたち プレート境界を旅する』(岩波書店)、5月には地球科学と地質学がご専門の藤岡換太郎氏による『三つの石で地球がわかる』(ブルーバックス、講談社)が、それぞれ刊行されました。

「千年村プロジェクト」メンバーでもある中谷氏と、近年再注目されている『北白川こども風土記』(1959年)を執筆された北白川小学校の児童の1人でもある藤岡氏を京都にお迎えし、それぞれの大地をめぐる営みと風景のあり方について視座をお話いただきます。専門分野も経歴も異なる2者による邂逅が、どのような化学反応を生み出すでしょう。

後半には、「地-質からみる都市と集落」というテーマで精力的な調査研究をされている松田法子氏に進行役としてご参加いただき、「大地をめぐる住まいと風景」というテーマで鼎談を実施します。会場からの声も交えながら、住まいや風景への視座を話していただきます。

なお、会場では登壇者の著作を販売し、講演会後には立食式の懇親会を開催予定です。
奮ってご参加ください。

日程
2017年9月23日(土・祝)15時〜19時(終了後懇親会あり)
出演
中谷礼仁(早稲田大学/建築史・歴史工学)
藤岡換太郎(神奈川大学/地球科学・地質学)
後半ファシリテーター:
松田法子(京都府立大学/都市史・領域史)
(敬称略)
企画
本間智希(RAD・奈良文化財研究所景観研究室/建築史・文化的景観)
料金
1,500円(資料代・懇親会代、事前予約不要)
主催
RAD -Research for Architectural Domain-
協力
MEDIA SHOP
会場
MEDIA SHOPギャラリー(京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大黒町44 VOXビル1F)
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