塚本由晴 THINK 82
2017年09月02日(土)
THINK!82回目は、アトリエ・ワン代表の塚本 由晴さんにお越し頂きます。
アトリエ・ワンという名前には、犬の鳴き声の“ワン!”が元になっている程、動物や植物が好きで、人、動物、植物、建築が生き生きと共存し、様々な関係性をふまえた上で、人が自然と集まって来られるような建築を作りたいという塚本さん。その作品からは、様々なモノに愛情を持たれている優しさを感じる事が出来ます。
「建築」は、人の傍にいつも居てくれる大きな存在、とまるで生きているモノのように捉えられ、生まれるときがあって消えるときがある。そのモノやコト達が、しっかりと使命を果たし、喜んでいる使い方や関係を作り、“良い普通”を引き出す事を意識されている塚本さん。
“ビヘイビオロロジー(振る舞い学)”という言葉を生み出され、人の振る舞い、自然の振る舞い、そして建築の振る舞い、それぞれがそこで生み出す振る舞いを建築やデザインを通して積極的に引き出す “コモナリティ(共有性)”のデザインを重要視されています。
また、都市空間にも関心を持たれ、東京の街を観察しユニークな建物を収集・調査した『メイド・イン・トーキョー』や、街の隙間に建てられた建物を集めた『ペット・アーキテクチャー・ガイドブック』を出版されました。無名な建築や不思議な建築をあえて纏められた意図や目的は、とても気になります。
存在しているもの全てが“生き生きとしている事”を大切に考えられている塚本さん。現代社会でバラバラになってしまった「個」をどの様に繋ぎ、これからの建築や都市空間を再考されているのか、しっかりとお伺いしたいと思います。
みなさま、是非お越し下さい。
- 日程
- 2017年9月2日(土)19時30分〜21時30分(開場 19時)
- 出演
- 塚本由晴
(敬称略) - 料金
- 1,000円(予約不要)
- 定員
- 椅子席は先着100席までとなります。以降は立ち見となります。
ご来場が多数の場合は入場をご遠慮頂く可能性がございます。予めご了承下さい。 - 主催
- Suppose Design Office
- 会場
- サポーズデザインオフィス3階(広島市中区舟入本町15-1)