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公開シンポジウム —町家をこれ以上壊さないために—

2017年09月03日(日)

「京都市京町家の保全及び継承に関する条例(仮称)」骨子(案)が公開され、2017年6月にはパブリックコメントの募集がありました。この9月には議会で審議される予定です。京町家をめぐる環境がまた一歩でも前進したようですが、現在議論されている制度や仕組みには、さまざまな課題が残されています。もっとも懸念されるのは、実際に流通する仕組みがしっかりしていないとこの制度の意義が半減してしまうことです。

今回のシンポジウムでは、2016年6月のシンポジウムに続き、新条例の実現に向けてさまざまな課題を明らかにした上で、行政でおこなうべきこと、民間での対処が必要なこと、NPOなどの組織が担うべき役割などを議論します。

京町家をこれ以上壊さないためには、京町家を受け継いでいく人々に適切に橋渡しし、今後の町家と生活を担っていけるような仕組みづくりが必要です。シンポジウムでは、具体的な提案をおこなうとともに今後の課題についてみなさんといっしょに考える機会にしたいと考えています。多くのみなさまの参加をお待ちしております。

日程
2017年9月3日(日)13時30分〜16時30分
出演
・開会挨拶・趣旨説明・コーディネーター
髙田光雄(京都市京町家保全・活用委員会委員長、京都美術工芸大学教授)

・パネルディスカッションなど登壇予定(五十音順)
小島富佐江(京町家再生研究会理事長)
鈴木章一郎(京都市都市計画局長)
髙田光雄
デービッド・アトキンソン(京町家友の会会長、小西美術工芸社)
西村孝平(株式会社八清、京町家情報センター)
宗田好史(京都府立大学教授)
(敬称略)

料金
無料
定員
100名(要申込)
主催
京町家再生研究会 京町家情報センター 京町家作事組 京町家友の会
会場
メルパルク京都 6階 会議場D 鞍馬(京都府京都市下京区東洞院通七条下ル東塩小路町676番13)
JR京都駅(烏丸中央口)から東へ徒歩約1分
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