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被爆建物見学と広島の都市形成の新視点討論会

2017年09月02日(土)

広島の被爆建物(建造物:以下同様)をめぐる状況は、新たな局面を迎えています。

具体には、新たなテーマである「平和記念公園内の被爆遺構の保存・活用」、そして現在、検討が進められている「旧広島大学理学部1号館の保存・活用」、今年度、広島県が耐震や補強方法などの調査を行う予定である旧広島陸軍被服支廠、築80年・100年を迎えている状況(老朽化・劣化等)への対応などをあげることができます。

こうした状況を踏まえ、現在注目されている幾つかの被爆建物を見学し、その後、話題提供・問題提起などを行い、被爆建物の保存・活用、周辺を含めた歴史的空間の継承、更には被爆建物を通じた都市形成について議論する場を設けます。

日程
2017年9月2日(土)
出演

第1部 見学会…15時15分~18時(小雨決行)
集合場所:平和記念公園レストハウス前(平和記念公園内:広島市中区中島町1-2)
見学1…平和記念公園レストハウス 、広島平和記念資料館 発掘資料展示
見学2…旧広島大学理学部1号館
見学3…旧広島陸軍被服支廠


第2部 討論会…18時45分(交通事情によっては19時)~21時
会場:合人社ウェンディひと・まちプラザ(広島市まちづくり市民交流プラザ)
研修室A(北棟5階) (広島市中区袋町6番36号)

討論会のプログラム
■話題提供・問題提起 進行・コーディネータ:宮本茂(中国地方総合研究センター)
1 市民活動と被爆遺構・建物の保存・活用
   広島平和記念公園被爆遺構の保存を促進する会 講師:交渉中
2 被爆建物と被爆証言~人びとの体験・記憶を通じた被爆建物(建造物)の意義・役割~
   国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 館長 叶真幹
3 歴史・意匠及び設計教育からみた被爆建物(仮題)
   講師:交渉中
4 被爆建物・遺構と都市形成の課題及び提案
   広島諸事・地域再生研究所 石丸紀興
■討論~広島の歴史的空間の継承・都市形成の新視点~
(敬称略)
料金
無料(見学会、討論会)
定員
見学会30人、討論会50人
主催
一般社団法人日本建築学会 中国支部(都市計画委員会)
後援
公益社団法人日本都市計画学会 中国四国支部
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