増田信吾 × 能作文徳 × 篠原雅武「『家』は社会とどう共存するか」日本の家 1945年以降の建築と暮らし 特別記念シンポジウム
2017年08月25日(金)
今回の登壇者の建築家二人に共通するのは、瓦屋根や石、窓、屋根、水回り、ドアノブなどの事物を、部分ではあるが家の他の要素と連関するなかで独自性を発揮しうるものとして考えたり、あるいは、家そのものを、周囲の敷地、町並みと、やはり事物性のあるものとして連関するなかで独自になっていく要素と考える姿勢です。これらは2010年代より現代思想の領域で関心を集めるようになった、もの、エコロジカルな連関、人間の条件における人工と自然の交差といった問題系と交錯しています。
このシンポジウムでは、ここで共通してみられる奇妙なエコロジー実践、事物への関心の高まりが、建築、思想においていかなる展開をするかを考えます。ナビゲーターは、気鋭の社会学者の篠原雅武さんです。
- 日程
- 2017年8月25日(金)19時~21時
- 出演
- 増田信吾
能作文徳
篠原雅武
(敬称略) - 料金
- 無料(事前申込制)
- 主催
- ミサワホーム株式会社Aプロジェクト室
- 協力
- 東京国立近代美術館
- 運営協力
- トヨタホーム東京株式会社
- 会場
- 新宿NSビル16階 ミサワホームインテリアホール