池田浩和 いま求められる 「レジリエンス住宅」平時に楽しく 有事に活躍する家
2017年10月03日(火)
2000年以降、日本では東日本大震災や熊本地震など、北海道から九州まで各地で大きな震災に見舞われています。また、地球規模の気候変動による大型台風や大洪水、強風や豪雨雪の被害は山間部や海岸だけでなく、都市部でも数多く報告されるようになりました。生活者の暮らしを守る住まいやライフラインにも現実味を帯びてリスクが高まり、住まいの安全・安心に対する意識は大きく変わりつつあります。
本セミナーでは、地域密着型の先導的な取り組みを進める工務店を講師に迎え、いま求めれられる「レジリエンス住宅」について多角的に解説します。レジリエンス(resilience)とは、外部からの影響に立ち向かう強靭さや回復力を意味する言葉で、「防災力」と同義に使われることもあります。長期優良住宅やZEH+αの住宅に共通する概念で、平時に楽しく暮らし、有事の際に活躍できる家づくりにつながる考え方です。また、もしもの事態が発生した場合、その後の暮らしの復興を進めるためには、住宅だけでなく、地域との連携も欠かせません。しなやかな対応力を備えた住宅設計と地域に寄り添う仕組みづくりをさまざまな事例を通して紐解きます。
- 日程
- 2017年10月3日(火)17時~19時
- 出演
- 池田浩和(岡庭建設株式会社/一級建築士)
(敬称略) - 料金
- 一般3,000円
- 定員
- 60名(事前申込制・先着順)
- 主催
- リビングデザインセンターOZONE