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野城智也・園田真理子・齊藤広子・池本洋一 第47回 住総研シンポジウム「団塊世代が形成した郊外住宅ストックの世代間移転とその可能性」

2017年09月11日(月)

既存住宅の利活用の必要性が叫ばれて久しく、様々な政策が企画され展開している。しかしながら、「フローからストックへ」というパラダイム転換は進んではいるものの、「新たな豊かさ」実現に向けての変革は遅々としているといわざるを得ない。

人口減少・高齢者人口比率の上昇、世帯構成の小規模化・多様化、経済縮退・雇用の不安定化、日本列島における地震活動の活発化や地球温暖化に伴う災害程度・頻度の高まりなどによる、我が国の投資余力の縮退を勘案するならば、変革の歩みが遅いことによって、「新たな豊かさ」実現への機会を失ってしまうおそれも日々たかまっている。

では、どうしたら、変革の歩みを早めていけるのであろうか?

第47回シンポジウムでは、団塊世代が建設・購入した郊外住宅のストックに焦点を当てたい。それらの郊外住宅ストックの使用価値が、市場における売買・賃貸取引などを通じて、若年世帯に円滑に移転されていく可能性と課題を、地域、人、世帯、コミュニティ、市場などの側面からあぶり出していきたい。

日程
2017年9月11日(月)13時30分~17時(受付開始13時)
内容・出演
趣旨説明
野城智也(東京大学教授)


話題提供
園田真理子(明治大学教授)『残された時間は少ない―かつての新築住宅地の持続・世代間移転の可能性』
齊藤広子(横浜市立大学教授)『まちの魅力をつくりこむ主体は誰か』
池本洋一(リクルートSUUMO編集長)『郊外住宅はミレニアル世代に “リブランディング”できるのか?』


総合討論
コーディネーター:野城智也(前掲)


(注)講演者等は変更になる場合がございます。
(敬称略)

料金
一般1,000円、学生500円(当日会場でお支払)
参加費はすべて東日本大震災・熊本地震復興義捐金として被災地にお送り致します。
定員
150名(先着順)
主催
一般財団法人 住総研
会場
建築会館ホール
(東京都港区芝5-26-20)
  • JR山手線・京浜東北線田町駅(三田口)より徒歩3分
  • 都営地下鉄浅草線・三田線三田駅(A3出口)より徒歩3分
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