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けんちくラーニング・モア 第2回「間違えやすい法解釈」

2017年07月28日(金)

本編第2回目のご案内です。
「けんちくラーニングのすすめ」では確認検査機関より講師をお呼びして確認申請に係る内容をお話しました。「けんちくラーニングモア」は、建築時の業務≠確認申請ではないという事に重点を置き建築士として走り始めた皆様が本来知っていなくてはならない内容を取り上げていきます。
今回は身近な部分として実務上の法解釈における判断の仕方に注目します。

教科書通りに法令集を索引しても答えが出ない、条例が絡むと判断が難しい、無勉強で主事へ質問をしても答えていただけない等々実務上は困難が多いかと思います。また、確認申請の業務が無い場合に何を指標に進めればいいのか?はたまた本当に守らなくていいの?そんな疑問に実務上の事例を基にお話しできればと今回のテーマを取り上げます。
また、法令集に惑わされて建築士本来の責務を知らぬ間に放棄しているなんてことはないでしょうか?
確認申請上の審査がないものであっても建築士は建築基準法第一条にあるように住まい手、使い手を守らなくてはなりません。

では、どうするべきなのか?を学んでいきましょう!
前回のけんちくラーニングモアからつながる内容としては、H12年大幅改正からあと数年で20年というこの時期に多くの建物が改修サイクルを迎えます。これは我々建築士には見えない時限爆弾となるケースもあります。理由は簡単ですそれまでになかった法律を遵守して造られているからなのです。善意が裏目にならないような知識を身に着けていくきっかけにあれば幸いです。

知っていることは復習として、知らなかったことに対しては聞いたその日に改める。そんな日々の研鑽をしていくことが大切です。建築士会という場を活用して実践していきましょう︕

今回の講座ではすでに建築士になられた方へ対してテキストを読めばわかるような基本的な法規索引の仕方をお伝えするようなことはしません。何に気を付けるべきなのか?そのためには何が必要なのか?をお伝えします。
このほかにも時間の許す限りお話をさせていただく予定です。

日程
2017年7月28日(金)19時~21時
料金
一般1,000円、平成28年建築士試験合格者無料
主催
神奈川県建築士会
会場
平沼記念レストハウス 第3会議室(横浜市中区不老町2)
みなとみらい線日本大通駅、JR京浜東北線関内駅、横浜地下鉄関内駅(1番出口)、横浜地下鉄伊勢崎⻑者町駅(2番出口)より いずれも徒歩4〜5分
会場の場所をGoogleマップで開く
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