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水都ヴェネツィアとそのテリトーリオに関する研究展

2017年06月30日(金)〜2017年07月13日(木)

この度、約10年に渡ってヴェネツィア研究を行ってきた樋渡彩(本科教育研究助手)が博士学位論文「水都ヴェネツィアと周辺地域の空間形成史に関する研究」をもとに、『ヴェネツィアのテリトーリオ――水の都を支える流域の文化』(共編著、鹿島出版会、2016年)に続き、『ヴェネツィアとラグーナ――水の都とテリトーリオの近代化』(単著、鹿島出版会、2017年)を出版しました。また博士学位論文によりふたつの賞(前田記念工学振興財団「前田工学賞」、住総研「第2回住総研博士論文賞」)、個別論文により「2017年日本建築学会奨励賞」を受賞しました。

本展覧会では、これらの出版と受賞を記念し、樋渡氏の研究プロセスを中心に、そのなかでも意味のある地図史料や分析過程などを展示します。

日程
2017年6月30日(金)〜 7月13日(木)
開館時間
大学開門時間に準ずる
出展作家
樋渡彩(本科教育研究助手)
(敬称略)
トークイベント
なぜ、どう、ヴェネツィア研究なのか?
樋渡彩×陣内秀信(法政大学教授)
日時:2017年7月6日(木)18時30分〜
定員:60名(予約不要)
底知れぬ魅力に満ちたヴェネツィアは研究テーマの宝庫である。これまで様々な角度から研究されてきた。しかし、そこにいまだ光の当たっていない重要なテーマが存在することを突き止めた。すなわち、近代化のなかの水都形成とそれを支えてきたテリトーリオに関する研究であり、それはまさに都市の在り方の根底に迫る、21世紀にふさわしいテーマなのである。
主催
東京藝術大学美術学部建築科教室
会場
TAPERED GALLERY
(東京都台東区上野公園12-8 美術学部 総合工房棟4F)
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