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公開研究会「地方におけるこれからの公立文化施設(第3回) 東広島芸術文化ホール くらら見学会」

2017年08月30日(水)

近年、既存施設の老朽化による建て替えや自治体の合併なども後押しする形で、地方の公立文化施設の建設が再び目立ち出した。一方で、地方におけるさまざまな文化活動を支えたり、文化芸術を享受する施設とそれらを取り巻く環境は、高齢化や人口減少が本格化しはじめ、以前とは少しずつ変化しているようにも見える。昨今、計画・設計・建設されている事例は、かつて地方において数多く建設された同種施設の延長線上にあるのか、それとも縮退に向かう時代ならではの文化創造のあり方への取り組みが行われているのであろうか。施設の機能はもとより、立地・規模などについて、建築的側面のみならず、運営面も視野に入れて、地方におけるこれからの公立文化施設のあり方の理解を深める目的で、これまでに研究会を2回行ってきた。その研究会の3回目として、見学会と施設の企画、設計、施工、運営を含めた理解を深めるための報告・説明会を開催する。

合併により市域を拡大した東広島市における、中心市街地活性化の主要事業として計画され、地域住民の創造的文化活動全般を扱う施設と、駅及び地域観光資源である酒蔵通りとの緊密な連携による総合的賑わいづくりを目指し、小ホールでは驚異的稼動率を達成した「東広島芸術文化ホールくらら」を対象として、研究会を行い議論を深める。

日程
2017年8月30日(水)13時30分〜17時
料金
一般1,000円、学生500円(資料代含む、当日会場払い)
定員
100名(申込み先着順)
主催
建築計画委員会 文化施設小委員会
会場
東広島芸術文化ホール くらら(広島県東広島市西条栄町7番19号)
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