芹沢高志 × 港千尋 × 川人寧幸「わたしたちの本のつくり方、届け方」『言葉の宇宙船 わたしたちの本のつくり方』(ABI+P3共同出版プロジェクト)刊行記念
2017年06月22日(木)
2016年春、港千尋から芹沢高志のもとに一通の手紙が届きます。「どうでしょう。いっしょに宇宙船をつくるのは」。
この一通の手紙をきっかけに対話がはじまり、半年後、小さな出版レーベルと、その立ち上げのプロセスをまとめた書籍『言葉の宇宙船 わたしたちの本のつくり方』がうまれました。本書では、本の可能性、つくり方、届け方を巡って続けられた対話、クラウドファンディングを使った予約注文などにチャレンジした本づくりの実践などを紹介しています。
内容もブックデザインも様々にこだわってつくった最初の本。これを読者に届けるにはどうしたらいいのだろうと考え、出会い、協働をお願いしたのが「ツバメ出版流通」の川人寧幸さんです。出版社と書店をつなぐ取次(とりつぎ)として、芸術、思想、文学のコアな読者が集う全国の書店と独自のネットワークを築き、少部数の芸術・人文系書籍の流通を支えていらっしゃいます。
今回のトークでは、ゲストに川人さんをお迎えし、著者の芹沢高志と港千尋が「取次から見える本の世界」についてお聞きします。めったに顔を合わせることのない著者と取次。両者の対話を通して、本を巡るもうひとつの世界が浮かび上がります。
- 日程
- 2017年6月22日(木)19:15~20:45(開場18:45)
- 出演
- 芹沢高志
港千尋
川人寧幸
(敬称略) - 料金
- 1,350円
- 定員
- 50名