白川昌生 × 金井直 × 小田原のどか「彫刻の問題 平和祈念像から奇跡の一本松まで」『彫刻の問題』(トポフィル)刊行記念
2017年05月14日(日)
2017年3月に、白川昌生さん、金井直さん、小田原のどかさんによる共著『彫刻の問題』が発売されました。
同書は、2016年秋に開催された、長崎市の原爆落下中心地にたてられた彫刻/モニュメントをテーマとした現代美術展「彫刻の問題」のカタログであると同時に、展覧会企画者と参加作家、それぞれの論考が収録された、少し変わった記録集です。
2016年秋の展覧会は、爆心地・長崎の彫刻/モニュメントの過去と現在のありようと、その特徴を問う内容でしたが、同書では、長崎の彫刻/モニュメントを起点に、西洋のモニュメント史や日本彫刻史が参照され、より広い射程で、三者三様の「彫刻の問題」が提起されています。
今回はこの『彫刻の問題』の刊行を記念して、著者のみなさんが登壇するイベントを開催いたします。
・長崎市原爆落下中心地の彫刻/モニュメントの系譜とその特徴
・西洋/日本における彫刻とモニュメント
・遺構か? 偶像か? 出来事が彫刻になるとき
このような話題を軸に、彫刻の問題について著者のみなさんにざっくばらんに語っていただくひとときです。
ご来場の方には、小田原のどかさんが今回のために制作した「長崎平和公園とその周辺の彫刻ガイドマップ」をプレゼントいたします。
- 日程
- 2017年5月14日(日)15:00~17:00(14:30開場)
- 出演
- 白川昌生(美術作家)
金井直(信州大学人文学部准教授)
小田原のどか(美術作家/パブリッシングプロジェクト・トポフィル共同主宰)
(敬称略) - 料金
- 1,500円 + ワンドリンクオーダー