服部一晃 × 五十嵐太郎 × 真壁智治「建築における〈私〉をめぐって」「建築・都市レビュー叢書」第1弾 『妹島和世論――マキシマル・アーキテクチャーⅠ』(NTT出版)刊行記念
2017年05月10日(水)
「妹島和世を通して、「私」が作品をつくるという行為が一体何なのか、深く知ること。それが本書の目的である」
ポストモダン以降を代表する、建築家・妹島和世。妹島の登場は、国家と軌を一にした建築(丹下健三)、社会批評としての建築(磯崎新)から、〈私〉に依って立つ建築へと、日本の建築史を新たな段階へとシフトさせた。しかし、その事態はいったい何を意味しているのか? 若き俊英が、妹島和世をつうじて、私たちが依って立つ地平を、現代の建築界が抱える問題を浮き彫りにする、野心的な一冊をものした。
本イベントでは、司会に「建築・都市レビュー叢書」キュレーター・真壁智治氏を、ゲストに建築批評家の五十嵐太郎氏をお招きして、「〈私〉時代の建築」をめぐって、討議を行う。
- 日程
- 2017年5月10日(水)19:00~20:30(開場18:30)
- 出演
- 服部一晃
五十嵐太郎
真壁智治
(敬称略) - 料金
- 1,350円(税込)
- 定員
- 50名