批評家として、また最近ではエッセイストとして活躍を続ける若松英輔さんが、初の詩集『見えない涙』(亜紀書房刊/4月28日頃発売予定)を上梓します。本書の刊行を記念して、「詩を読むこと」「詩を書いてみること」について、また自作に込めた思いなど、じっくり語る機会を設けました。
イベントに先立って、若松さんからメッセージをいただいています。
詩を深く読むために必要なのは、詩を書くことです。また、詩を書くために必要なのは詩を読むことです。
詩の言葉は、知のちからだけでは書くことはもちろん、読むこともできません。そのためには感情の扉を静かに開き、詩の言葉を味わう準備をしなくてはならないようです。古今東西の詩にふれながら、詩を読む、詩を書くことの意味を、みなさんと考えるひとときにできればと願っています。(若松英輔)
みなさまぜひお運びください。