太田浩一「短篇の名手モーパッサンの魅力を再発見する!」
2017年03月28日(火)
モーパッサンは短い作家生活のなかで、長篇はもちろん、300を超える中・短篇小説を書き残しています。代表作『女の一生』は長篇ですが、彼の小説家としての実力は、中・短篇でこそ発揮されていると言えます。中篇は冗漫さや弛みのない緊密な構成をもち、完成度が高く、短篇はバラエティに富んでいます。
今回の読書会では、華々しく文壇デビューを飾ることになった出世作『脂肪の塊』と『ロンドリ姉妹』の中篇2作と初期の作品から選び抜いた8篇の短篇を収録した『脂肪の塊/ロンドリ姉妹 モーパッサン傑作選』を取り上げ、本書の翻訳を手がけた太田浩一先生に、モーパッサンの魅力について縦横に語って頂きます。
- 日程
- 2017年3月28日(火)18:30~(開場18:15)
- 出演
- 太田浩一(フランス文学翻訳家)
駒井稔(光文社古典新訳文庫創刊編集長)
(敬称略) - 会場
- 紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース()
- 料金
- 無料
- 定員
- 50名