水白靖之「ニューヨーク超高層ビル・マンション研修報告」
2017年03月08日(水)
日本における超高層建築は1970 年代から建設され、当初は業務ビルが多かったものの、近年は集合住宅、とりわけマンションが大幅に増えています。現在その数は1500棟を超え、2回目の大規模修繕工事を実施している超高層マンションも存在している状況です。今後も、更なる大規模修繕工事やリノベーション等が必要になってくるのは間違いなく、高経年の超高層ビルも増える一方でしょう。
昨年8月、日本建築仕上学会 企画事業委員会の超高層ワーキンググループが主体となり、マンションリフォーム技術協会、そしてJIAメンテナンス部会からの有志により、100年以上前から超高層建築を建てきたニューヨークにおける、新旧超高層建築の実態、改修事例等を視察し、その維持保全の考え方を把握し、日本の超高層マンションの維持管理、改修研究・実践に役立てたいとの目的で、視察研修を実施しました。
今回のセミナーでは、新大統領トランプ氏が所有する超高層ビル「トランプ・ビル」の日本人設計者の話にも触れながら、超高層マンションの新築ブームと、ビンテージ・マンションの改修が頻繁に見られる、摩天楼都市 ニューヨークの現状を報告いたします。
- 日程
- 2017年3月8日(水)18:00~20:30
- 出演
- 水白靖之(水白建築設計室)
(敬称略) - 会場
- JIA館1階・建築家クラブ(東京都渋谷区神宮前2-3-18)
- 料金
- 一般1,000円、学生無料
- 定員
- 50名
- 主催
- (公社)日本建築家協会関東甲信越支部メンテナンス部会