再発見!ニッポンの立体展
2017年01月24日(火)〜2017年04月09日(日)
日本には古くから仏像、神像、人形、置物、建築の彫物など、生活や信仰に結び付いた豊かな立体表現があります。ところが明治時代に入り西洋の彫刻が伝えられて以降、彫刻とそうでないものとに分けられたために日本古来の立体造形の多くは正統的な美術(ファイン・アート)として位置づけられませんでした。それでも、江戸時代以前の造形感覚が忘れられることはなく、精巧な技術を駆使して本物そっくりに似せることを目指したもの、それとは正反対の誇張や変形、単純化、戯画化などを加えたもの、小さなものや自然に寄せる日本人の感性に根ざしたもの等がつくられ、鑑賞され続けてきました。こうした流れは、現代のフィギュアやマスコットなどにも受け継がれているといえます。
本展では、ジャンルを超えた多彩な立体表現約150点により、日本における立体表現が近代という時代の波を乗り越え、現在までどのように展開してきたのかを探ります。
- 日程
- 2017年1月24日(火)〜4月9日(日)
- 休み
- 月曜日
ただし3月20日(月・祝)は開館し、3月21日(火)は休館 - 出演
- (敬称略)
- 会場
- 三重県立美術館(三重県津市大谷町11番地)
- 料金
- 一般1,000円、学生800円、高校生以下無料
- 出展作家
- 円空、須田悦弘、保井智貴、野口哲哉、四谷シモン、荒井良、中谷ミチコ、永島信也、桜文鳥 ほか(敬称略)
- 主催
- 三重県立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
イベント登録日:2017年02月02日
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