藤森照信展「自然を生かした建築と路上観察」
2017年03月11日(土)〜2017年05月14日(日)
1946年生まれの藤森照信は、高校卒業まで長野県茅野市で過ごし、東北大学、東京大学大学院に進学。近代建築史・都市史研究の第一人者として多くの業績を残したのち、45歳で神長官守矢史料館(長野県茅野市、1991年)を設計、建築家としてデビュー。以後、約25年のあいだに40余の独創的な建築作品を創り続けてきました。
屋根にタンポポやニラが植えられた住宅、皮付きの木材を柱にした鳥の巣箱のような茶室など、藤森照信の作品は、建築の通念を軽やかに超えた新しさと、遠い過去を想起させる懐かしさを併せ持つ、きわめて独創的な建築として知られています。
本展では、建築と自然との関係を取り戻すべく藤森が取り組んできた「自然素材をどう現代建築に生かすか」「植物をどう建築に取り込むか」というテーマから、代表的な建築をスケッチ、模型や写真で紹介するとともに、これまで手掛けた建築の屋根・壁・左官等の素材見本、家具などを展示し、建築家・藤森照信の仕事をご紹介します。
- 日程
- 2017年3月11日(土)~5月14日(日)9:30~18:00(入場時間は17:30まで)
- 休み
- 月曜日
- 会場
- 水戸芸術館 現代美術ギャラリー(茨城県水戸市五軒町 1-6-8)
- 料金
- 一般800円
- 主催
- 公益財団法人 水戸市芸術振興財団
イベント登録日:2017年01月05日
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